READ THE SKY
星の動きの読み方
新月・満月、逆行、ボイド。むずかしい言葉を、暮らしのヒントに。
ここで紹介する過ごし方は、占星術の象徴を暮らしに取り入れるヒントです。出来事を保証する予言ではありません。その日の体調や現実の予定、自分の気持ちと照らし合わせて使ってください。
● · NEW MOON
新月 ― これから育てたいことを。
地球から見た太陽と月の黄経が重なる瞬間です。占星術では、新しいサイクルの始まりとして読まれます。
やってみたいことをひとつ書き、「最初の15分でできること」まで小さくしてみる。
日記のヒント:今の自分が、少しずつ育てたいものは?
願いごとを書かなくても大丈夫です。今の気持ちを確かめたり、予定に余白をつくったりするきっかけにもできます。
○ · FULL MOON
満月 ― ここまでを、見渡す。
地球から見た太陽と月の黄経が180度離れる瞬間です。占星術では、積み重ねてきたことを振り返る節目として読まれます。
最近できたことを3つ書く。そのうえで、続けたいことと減らしたいことをひとつずつ選ぶ。
日記のヒント:始めたころと比べて、何が変わった?
必ず成果が出たり、感情が高ぶったりするわけではありません。静かな一日なら、その静けさを記録してみてください。
☿ · MERCURY RETROGRADE
水星逆行 ― 確かめ直す時間に。
地球から見て、水星の黄経が普段と逆向きに進む期間です。水星そのものが軌道を逆走しているわけではありません。占星術では、連絡・言葉・情報・段取りを見直すテーマとして扱われます。
送信前に宛先と日付を確認する。待ち合わせの場所を共有する。途中になっている文章や学びを再開してみる。
日記のヒント:一度見直したことで、分かりやすくなったものは?
「逆行だから、連絡も契約もしてはいけない」というルールではありません。必要なことは現実の条件を確認して進め、ひと呼吸おいて確かめる習慣のヒントにしてください。
月間一覧には開始〜終了の期間を表示。日別詳細の「00:00〜24:00」などは、その日の中で逆行に当たる時間です。いわゆる逆行の「影の期間」は表示していません。
☽ · VOID OF COURSE
月のボイドタイム ― 仕上げと余白に。
このアプリでは、月が今の星座でほかの天体と最後の主要アスペクトを作ってから、次の星座に入るまでを「月のボイド」としています。アスペクトは、天体同士が特定の角度になることです。
机の上を片づける。進めている作業を仕上げる。お茶を飲んで少し休む。思いついた案はメモして、あとで読み直す。
日記のヒント:新しく増やすより、整えておきたいことは?
「何をしても失敗する時間」ではありません。必要な仕事や約束を避ける理由にせず、休息や整理を選ぶための目安にしてみてください。
表示の読み方 · 架空の例
5/10 22:30 〜 5/11 08:15
10日の夜から11日の朝まで続く、ひとつの区間です。どちらの日を選んでも同じ開始・終了時刻を表示します。その日が丸一日ボイドという意味ではありません。
このアプリのボイドの定義を詳しく見る
対象は、空の月と、太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星です。主要5アスペクト(0°・60°・90°・120°・180°)の正確な成立を使います。出生図との角度、ノード、キロン、小アスペクトは含めません。
今の星座内で対象アスペクトがひとつも成立しない場合は、その星座への入座からをボイドとします。終了は月が次の星座に入る瞬間です。対象天体や定義、計算方式の違いにより、ほかの暦と時刻が異なることがあります。
↗ · INGRESS
イングレス ― 星座が切り替わる節目。
天体が、黄道上の次の星座に入ることです。占星術では、同じテーマに少し違う取り組み方を試す節目として読むことができます。
最近の予定を見渡し、いつものやり方をひとつだけ変えてみる。忙しければ、変えずに今の状態を記録するだけでも。
日記のヒント:続けたいことと、試しに変えてみたいことは?
「太陽が蠍座へ」は、空の太陽が蠍座の領域に入るという意味です。あなたの出生時の太陽星座が変わるわけではありません。
太陽から冥王星までの10天体が対象です。月は頻繁に星座を移るため、月間一覧では専用の欄にもまとめています。逆行で前の星座へ戻る場合は「逆行で戻る」と表示します。ここでいう星座は、トロピカル方式で黄道を12等分した領域です。
✧ · ASPECTS
アスペクト ― 今の空と、私との重なり。
日別詳細の「暮らしのヒント」は、今の空の天体と出生時の天体の角度をもとにしています。専門情報は「このヒントの星の配置」を開くと読めます。
| 角度・名称 | 取り入れる視点 |
|---|---|
| ☌ 0° コンジャンクション | 重なるテーマに意識を向け、小さな一歩を選ぶ。 |
| ⚹ 60° セクスタイル | 自分から働きかけ、きっかけを作る。 |
| □ 90° スクエア | 押し切る前に、量・順番・伝え方を調整する。 |
| △ 120° トライン | 得意なことや慣れた方法を活かす。 |
| ☍ 180° オポジション | 自分と相手、ふたつの立場を見比べる。 |
オーブ・接近・離反とは?
オーブは、正確な角度からどれだけ離れているか。たとえば120°に対して119.5°なら、オーブは0.5°です。数字が小さいほど角度が近い、という意味で、出来事の確率や重要度の点数ではありません。
接近は正確な角度へ近づく途中、離反は離れていく途中です。「これから必ず何か起きる」「もう影響がない」という意味ではありません。
同じ配置が何日も続くこともあります。長いテーマは、日々の小さな変化を眺めるきっかけにしてみてください。
気になった言葉を、ひとつだけ。
全部を覚えたり、すべてのヒントを実行したりする必要はありません。星の説明と、自分が実際に感じたこと。その両方を並べて、自分に合う使い方を見つけてください。
日記の書き方・保存方法へ →星の動きと、今日の自分。
重なるところも、重ならないところも、
自分のことばで残してみてください。